塾講師が数学をやりmath

どこかの塾で働いている人のブログです。

中学生の数学(平均点以上まであげるための勉強法)

 担当している子に、それなりに時間をかけて教えていた分野のテストをやったら正直酷い点数だったので「ところで家で復習とかやってる?」と質問したら「自分なりにまとめたりはしています。」と答えられたので、自分が中学生の時にしていた勉強法を書いておきます。中学生の頃の成績ですが、国語と英語が壊滅(直球)していましたが、他の3教科のおかげで偏差値は60以上ありました(中学卒業時の成績です)。平均点をとれていない層には意味があると思います。

 

 前置きはこの辺にして、本題。

無駄な時間にならない勉強をしよう

 自分が分かっている事をまとめ直すのははっきり言うと無駄です。ただ、分かっている問題、例えば教科書の例題で別の解法をまとめるのは意味があります。

 

自分が中学生の時にしていた事

 肝心の経験談です。

 1. 「このぐらいなら流石に解ける」という問題でも実際に解く

 簡単な問題もきちんと解く事は大切です。色々な問題を解いてみると、「自分がよく手が止まる問題(分野)」に共通点が見えてきますね。

 

 2. 問題を解く時は過程をしっかり書く

 塾で教える時はいつも言っていますが、自信がないうちは面倒でもしっかりと計算過程を書きましょう計算過程をしっかりと書く事で、丸付けをする時に「どこで間違ったのか」「なんで間違ったのか」を見つけやすくなります。

 ちなみに高校数学では文系だろうと問題を解く過程にグラフが登場するので、「面倒だから」を理由にしていると高校でも苦労しますよ。そういうのを経験してきたからこそ、教える時は「グラフも描こう」と何度も言います。

 

 3. 間違った理由を考える

 問題を解いて間違いがないのが理想ですが、簡単にそうはなりません。間違ったならなぜ間違ったのか」をはっきりさせましょう。「そもそも問題が何を言っているのか分からなかった」から間違ったのと、計算ミスで間違ったのでは全然違います。

 

 4. 問題を解く時は時間を決める

 正直基本的な事だと自分は思っていますが、念のため書いておきます。定期テストにしても入試にしても解く時間は大体50分で決まっています。資格とかになると違いますけどね。

 

 5. 解いた問題は全部正解するまで何度も取り組む

 「目標は満点じゃないからできなくてもいいです」と諦める気持ちも分かります。でも、それを出来るようになるために勉強するわけです。「なぜ間違ったのか」をはっきりさせたのにできないまま放置するのはもったいないです。

 

 6. 間違った問題の解き直しはノートにやってみよう

 しっかりと直しをしたノートは自分だけの参考書になります。コピー用紙などにやるのもいいですが、残しておきたいですね。

 直しで分からない時は「自分はこう考えました」と分かるものを用意しているなら先生は教えてくれるはずです。むしろそこまで頑張っている生徒に教えない先生は……

 

 


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