個別指導塾で短期のバイトをする人向けの話
そろそろ塾も冬期講習の時期なので、「塾で講習の間だけバイトしようかな」と思っている大学生などいそうなのでそういう層向けの話を。
※注意
1. 当然ですが全ての塾がここで書いた通りとは限りません。
2. タイトルで書いたように個別指導の話です、集団塾ではありません。
服装に関して
塾によっては制服(というなの白衣)があったりしますが、面倒な場合はスーツが楽ですね。着て来ていい服装に関しては最初に貰える書類に書いてあるはずなのでそれを確認しましょう。
時給に関して
1コマ〇円のところが基本だと思いますが、「〇分前には来るようにしてください」と言われると思います。まあ「授業前に慌ててくる講師」と「早めに来て落ち着いてのんびりしている講師」だとどっちが信用できるか、という話ですね。
大事なのは「1コマ〇円」なので時給をとにかく気にするならさっさと帰った方が当たり前ですが良くなります。続けるならともかく、講習期間のみならさっさと帰った方が良い気はしますね。1時間△円と設定されているならなおさらさっさと帰った方が良いです。
仕事内容に関して
当たり前ですが「授業」です。個別指導と言っている塾はたくさんありますが、「教える時は個別」なのが基本なので「授業は1:2~」が多いです。もちろん1:1を出来る塾もありますが(通常では1コマ当たりの給料は1:2よりは低いです)。
書いてない所も探せばありそうですが、「授業でやった内容を生徒毎に記録する」業務もあります。これは塾によってはNGな所もあるかもしれませんが「授業中に書いても大丈夫な所もあるので受かったら確認するのが良い」です。
1時間~円、1コマ…円どちらでも時給を気にするなら出来る限り授業中に書いておきたいですね。
他にも業務はありますが、講習期間のみと言っておけばする事は無いと思うので割愛します(電話対応やプリンターの用紙入れ替え等々)。
個別指導の塾に通っている生徒はどういう子か
率直に言うとどこも「勉強できない・しない子が多い」と思います。もちろん頑張っているのがよく分かる子もいるので、そこは本当に塾次第(校舎次第)になるかと。
別の記事に書きましたが「文章題なのに文章を読まない子」もいます。
授業で教える時に注意するべき事
教える側は生徒の心を折る事は簡単にできるので、絶対に解けないだろうと思える問題はやらせない方がいいです。授業でまだ習っていない範囲ならヒントを小出しにしつつやらせた方がいいかと個人的には思います。
率直な書き方をします。
「やる気ないなら帰ったら?」と思える子への接し方です。個別指導でも授業中寝る子はいますがきつい言葉で怒れないので多少は割り切るのが精神的にも楽です。教える側になるとサボっている子は色々な理由で本当によく分かるので短期のバイトの予定なら割り切るべきだと思います。
続ける場合に注意する事
行きたい校舎が新設の場合は運要素が多いので、できてからある程度経っている校舎がお勧めです。校舎毎のホームページがあるなら確認してみるといいと思います。
教える科目に関しては、「数学」「英語」のどちらかはできるのが最低条件になると思います。国語、理科、社会の需要が無いわけではありませんがこの三科目は講習でしかやらないと思った方が良いかと。