塾講師が数学をやりmath

どこかの塾で働いている人のブログです。

中学1、2年生の数学(11月末~年始に勉強するなら?)

 2学期の期末が終わる中学校が出てきそうな時期になりました。テスト前日に徹夜して翌日「_(:3 」∠)_」となるのは大学でも見ようと思えば見れる風景です(経験談)が、一番いいのは日ごろからきちんと復習して前日はしっかり寝る事、ですね。とはいえ「次回からこうならないようにしっかり毎日勉強しよう」と思って簡単に実行出来れば苦労しませんが(経験談)。

 

 前置きはこの辺にして、本題。2学期期末から年始、そして3学期を迎えるまでにやっておきたいことです。

 

 一番良いのは得意分野を伸ばすよりは苦手分野を減らす事ですが、1年生2年生で習う分野のうち、きちんとやっておきたい分野の優先度を決めるとどうなるか個人的に考えてみました。

 

中学1年生の冬のうちに身につけておきたい分野TOP3

 1位 1次方程式

 2位 1次式の加減

 3位 比例と反比例

 1次方程式は分数を含む場合もしっかり計算できるようにしましょう。2年生になると式が増えますがやっていることは変わりません。

 1次式の加減は分数を含む場合も計算ミスすることなく出来るようにしておきたいです。移項したら符号が変わるなど、そういう考え方は基本の基本になります。

 2年生になると原点を通らない直線が普通になります。でも「y=axってそもそも何を表しているのか」を説明できるなら問題ないはずです。

 

 TOP3には入れていませんが、作図は来年少しだけ出てきたりします。コンパスは残しておきましょう。

 

中学2年生の冬のうちに身につけておきたい分野TOP3

  1位 1次関数

   2位 連立方程式

   3位 式の計算

 1次関数だけで入試に出る事はほぼないですが、1次関数の時と同じように考える事ができる関数を来年習います。「変化の割合はaを書けばいいんでしょ」と思っている人は復習してください。

 連立方程式を問題なく解ける事は3学期でも、高校入試でも、高校に入学してからも基本になります。連立方程式が解けない、そもそも1次方程式が解けないのはまずいと思って下さい。

 式の計算では正確に計算できる力は本当に大事なので、少しでも不安がある人はやっておきましょう。

 

 TOP3には入れていませんが、合同の証明は来年に分野は変わりますが証明問題で使える内容も含んでいます。テストで範囲だった人は図形の性質を重点的に復習しておきましょう。

 

 


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